第27回:「中途ハンパ」のキモチ
こんにちは!ELCの千春です。
さて、私はELCで中国語レッスンの教師や教室などなど手配してい
るわけですが、1日2コマだけのレッスンをある教師にお願いするの
に、例えば午後の2時からレッスン、なんてたぶん教師にとっては
「…なんて中途半端な時間」ですよね。朝一のレッスンであれば、
その後ほぼ1日別のことに使えるし、また夕方遅い時間であれば、
昼間の時間を充分別のことに使える。それなのに午後の2時って…。
という感じ。そんな時私は、
「中途ハンパな時間でゴメンナサイね。」
と言いたいわけですが、さてこの
「中途半端な…」
中国語ではどう言ったらよいでしょうか。
中国語の場合は「○○でもなく、○○でもなく、中途ハンパな…」
の「○○でもなく」に注目です。上に書いたような状況、つまり
「朝早い時間でもなく、夕方遅い時間でもなく…」は
「不早不晩的時間」となります。
「中途ハンパな時間にレッスンを入れてゴメンナサイね。」ならば
「不好意思、這ま不早不晩的時間我安排老師上課。」となります。
ただシンプルに「中途半端な」という言い方は無いわけですね。
もひとつ例を挙げますと、例えば、次のアポイントまでに中途半
端な時間が空いたとします。直接行くには早すぎますし、コーヒー
ブレイクにはちょっと足りなそうな時間…。
こんなふうに言ってみてはいかがでしょうか。
「不長不短的時間、直接去的話太早、喝杯珈琲又来不及。真煩な!」
長くも短くもない時間(中途半端な時間)だなぁ。直接行くには早
過ぎるし、コーヒーでも飲むには間に合わない。まったくね…
中途ハンパな時間にレッスンを手配した上に、「中途ハンパな」
について個人レッスンしてもらっちゃう千春でした。