第32回:「一期一会」のキモチ
こんにちは!上海、あまり秋が深まりませんが、みなさまいかがお過ご
しでしょうか。日本は既に肌寒くなってきているようですね。さてさて、
前回の予告通り、今日のレッスンでしばしのお別れとなりました。そん
な今日にピッタリ!今回は「一期一会」のキモチをレッスンしてみます。
口語で使うことの少ない種類の言葉ですが、キモチを伝えたい!ですか
ら締めにはいいテーマかな…と。
四文字熟語というと、たいていそのまま中国語読みをして通じるのです
が、「一期一会」とは茶道から生まれた言葉、元が日本の言葉らしいの
です。ということで、ネットで検索したりすると、いろいろな人が中訳
にチャレンジしているもののなかなか「和」な雰囲気をかもし出す言葉
は少ない…。(中国語ですから当然かな^^)
今日はひとつ、無理に「和」な感じをかもし出すのは諦めて、千春が台
湾を離れる時に先生や友達からもらった、中国語版「一期一会」をご紹
介。
有縁千里来相会、無縁対面不相識
you3yuan2 qian1li3 lai2 xiang1hui4,
wu2yuan2 dui4mian4 bu4xiang1shi2
読んで字のごとく。今日は訳はつけません。体でココロで感じてくださ
い。うっとり…。
こういう言葉って、なんとも言えないキモチにさせられます。
大切な人との出会い、しばしのお別れなどの際には、カードに一言さり
げなく書いちゃったりなんかすると「いやん、もー!じゃあね。」って
感じです。