漢院受講生の声——柴田さん

2021年の2月から2025年の4月まで5年2ヶ月、中国の南京に赴任しておりました。今回は中国での暮らしをテーマに皆さんの少しでもお役に立てられる情報があればと思い、簡単ですが私の経験をご紹介させていただきます。
①仕事(入乡随俗)
私の仕事はシステム部の責任者ポジションとして、中国国内のシステム導入の管理・監督、それに加えて商品を中国から海外輸出する際のシステム海外展開のサポートと中国国国内と海外展開の二つの仕事をしてきました。
初めて中国に来られた方は色々と仕事のやり方や習慣の違いなどに戸惑うかもしれませんが、私が一番驚いたのはなんと言ってもその仕事のスピード感です。日本で3年かかるものが中国では1年でできてしまう、このスピード感こそ今の中国の最大の強みであり、日本に一番欠けている部分だと改めて感じました。ではこのスピード感の中で、我々に必要とされているものはなんなのか?を考えた時、日本のよさである正確さを維持しながらこのスピード感についていくための判断をすることだと思いました、郷に入れば郷に従えです。このスピード感についていく、そのためには何が必要か?を少し整理してみました
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正確な情報を集めること(結構間違ってる情報がたくさん)
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情報をスピーディーに整理すること(どれが正しい情報かを多角的に整理する)
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いらないものは削ぎ捨てる潔さ(どうしても品質過多になりがち)
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他人に任せることは任せる(自分でなんでもやらないで人を信じて任せる)
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この5つが私にとっての仕事を進める上でのキーポイントでした。
そのためには人のつながりが非常に重要であり、コミュニケーションが肝心です。赴任時からずっと学んできた中国語を生かし、少しでも人との信頼度を上げていくことでコミュニケーションも一気に円滑になりますので、ぜひ皆さんも楽しく語学を学んで使ってみてください。
②生活(APP活用)
日本は技術大国、便利な国ですが、中国に住んでみるとわかるかおもますが、実はスマート化が日本以上に進み、日本以上に便利な国、それが今の中国です。
と一日の活動でアプリに紐づいてないことがありません。みなさんもアプリをフル活用して便利で楽しい中国生活を満喫しましょう。
③コミュニケーション(朋友多了路好走)
私が赴任して5年2か月、この中で、国を問わず本当にたくさんの方とお知り合いになり飲みに行ったり、旅行に行ったり、仕事をしたりと、たくさんの方と繋がりが持てた素晴らしい期間でした。日本では他業種、年齢、国籍の異なる方と活動する機会はあまりありませんでしたが、上海は国際都市、そこには多種多様な方が住んでおり、日本人だけでなく、中国の方、欧米の方、学生さんにサラリーマン、自分でビジネスをされている方、20代の若い人から、同年代、さらには親世代の方まで、男女、年齢、業者関係なく、人とで会う場が山のようにありました。この機会を大切に人と人とのつながりを繋げていけば、中国での生活が刺激的で楽しい生活になること間違いなしです。
私は中国語学校で知り合った方をキッカケに、他の方との繋がりが更に生まれ、一緒に旅行をしたり、友達同士で飲み会をしたりとさらに輪が広がっていきました。
学んだ中国語を生かし、中国の方との交流会に参加したり、その友人の欧米人とバーで飲んだりと、本当に沢山の方と知り合いになれました。お陰様で帰国の前の2ヶ月間は毎日送別会三昧でした。
人との縁は色々な機会を自分に与えてくれます。何も気にせず色々な人と話していきましょう、中国語がうまかろうが下手であろうが話のネタがなかろうが、自信がなかろうが、関係なく話していきましょう、ここで出来た人の輪は人生で1番の宝物になりました。
というわけで、大した話ではありませんでしたが、少しでも皆さんの参考になれたでしょうか?
皆さんにとって中国滞在という期間がより充実した良い生活になれればと思います、ではまた再見!
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中国的日常(ELCの窓から見える中国), 受講生インタビュー