中国語学校漢院の歴史
現在の漢院の建物は、当時の強い愛国心をもつバンカー・宋漢章氏の寓居でした。宋氏は1912年2月から当時の中国銀行の頭取を務め、上海金融危機の際には、巧みな手腕でその危機を乗り越えた著名人です。
その後、この建物は上海市盧湾区にある業余大学付属の印刷工場となりましたが、2004年夏、私どもはこの建物に新たな生命を吹き込むため、私どもの夢と現実、また経営における絶え間ない格闘を続け、この老房子のリニューアルを開始いたしました。
上海には数多くの外国のビジネスマンの方々が滞在され、仕事と生活の両面から中国語学習を希望されています。漢院は、このような皆様に、リラックスした学習の場を提供し、アットホームな気持ちで中国語を学習していただけるよう、開校を決意いたしました。
強みはHSK合格、ビジネス中国語、中国文化講座、中国人との交流会の主催です。
また2006年5月には、浦東に別教室を開設いたしました。陸家嘴の金融センター街のすぐ近くに位置し、教室の雰囲気は浦西校とは全く異なり、ペントハウスから浦東の近代的なビル街とワイタンが一望でき、漢院では、上海での「歴史的な雰囲気」と、「近代的な雰囲気」の両方をお楽しみ頂くことが出来ます。
また漢院では日本、韓国、アメリカ、フランス、ドイツ、イタリアなどの様々な国の方が学ばれています。皆様には新しい言葉をマスターするだけでなく、当校独特の雰囲気や人との温かい交流を通じ、沢山の素晴らしい思い出を作っていただいています。既に帰国された方々も、絶えず連絡をくださり、上海にいらっしゃる際には、必ず当校を尋ねてくださいます。そしてロビーで美味しいコーヒーを飲み、語らいながら、再び当時の漢院の暖かさを感じていただけると思います。
上海が皆様の第二の故郷となりますよう、漢院が皆様の第二の家となりますよう願っております。